「コト」に向かって全速力。異業界から転職した3人が感じるGOのカルチャーとは?
GO株式会社では組織強化に向けた積極採用を実施しており、毎月10名ほどの社員が中途入社しています。そこで、今回は転職者インタビューを実施。入社して7ヶ月の三節草、5ヶ月の鮏川、4ヶ月の合田の3人に「GOに入社を決めた理由」「入社して良かったこと」「今後、力をいれたいこと」などについて、ざっくばらんに話を聞いてみました。
全くの異業界から転職。GO入社の決め手は?
——まずは、みなさんのこれまでのバックグラウンドについて簡単に教えて下さい。
三節草:前職はLINEにて、LINE広告の立ち上げやマーケティングサービス全般の営業などを経験し、ヤフーへの経営統合前後は営業推進を担当し主要プロダクトの販売方針の設計などを行っていました。
2023年11月にGOに入社して、7ヶ月が経過したところです。現在は、タクシーアプリ『GO』をはじめ、あらゆるサービスや機能をタクシー事業者様に提案する役割を担う渉外本部にて営業の戦略企画をメインで担当しています。
鮏川:僕は不動産情報ポータルサイト「LIFULL HOME'S」のプロダクトマネージャー、電通でマーケティングプロデューサー、Mr. CHEESECAKEのマーケティングの経験を経て、2024年1月にGOに入社しました。
現在は、GOアプリ事業本部内のプロジェクトマネジメント室2グループに所属していて、社内の横断的なプロジェクトに関わることが多いですね。社内コンサル的な立ち位置で、PMOだったり事業企画のサポートだったり、その時々に応じて必要な業務を担当してます。
合田:僕は新卒でリクルートに入社して、人材領域の事業にて事業企画や営業企画を経験した後、AIを用いた学習システムの開発提供を手掛けるatama plusにて、経営企画、新規事業開発などを担当していました。
GOに入社をしたのは2024年2月で、現在は脱炭素社会に向けた取り組みを行うGX事業本部にて、アライアンス営業と事業企画を担当しています。
——みなさん、全くの異業界からの転職ですが、GOに入社を決めた理由は何ですか?
鮏川:最初に興味を持ったきっかけは、普段の生活でもタクシーの存在を感じていたことです。子供が急に熱を出して病院に連れて行かないといけないとか、飲み会の後で誰かを送っていかなくちゃいけない…とか、タクシーは自分がピンチのときに助けてくれる存在だったんですよね。
あとは、僕は横浜市の田舎のほうに住んでいるんですけど、中心地以外の地域は取り残されている感覚がすごくあって。多分、人口の変化によって今まで作ってきたインフラが崩れ始めていて、新しい交通の形が必要になるんだろうと肌で感じているのも大きかったです。
GOで働くことは、家族や友人が直面している目の前の課題を解決していくことになる。数年スパンで「負を解消する仕事」ができるだろうと思えたんですよね。
合田:身近な人たちの課題を解決する、というのは僕も共通しているところです。
転職を考えたときに大事にしていた考えの1つで、半径5m以内の人たちが喜んでくれそうか、価値を感じてもらえそうか…そんなところを見ていました。世の中で大きな話題になるビジネス、インパクトがある事業というよりは、まずは自分の中で“手触り感”を持って取り組める仕事がしたいと考えていましたね。その価値が世の中の多くの人にも喜んでもらえるものだと、なお素敵だなと。
誤解を恐れずにいうと、企業が売上を上げていくには自社のサービスを多くの人に提案していく必要があって、そこには価値観の押し付けになってしまう場面も少なからずあるわけです。
脱炭素社会の実現、は誰からも否定されないテーマだと思いますし、そのテーマへのアプローチとしてGOだからこそ、GOでしかできないことがあると思いました。
三節草:私はずっと広告事業に携わっていたので、その感覚、めちゃくちゃ分かります。大事なものであると理解しているけれど、その一方で、最終的に求められていないものなんじゃないか…という思いはありましたね。
私がGOに入社を決めた理由は、魅力的なキャリアを描けると思ったからです。10年近く同じ業界に身をおいて、これまでの経験や知識である程度できるようになってしまっていた。良くも悪くも苦労せずに回せる状態になっていたんです。
40代が見えてきた中で、このままだと“ここでしか生きられなくなる”という危機感を覚える中で、GOを知って。ネット上で完結する仕事から実社会に実装していく仕事への挑戦の、難易度の高さに魅力を感じて、GOなら自身のキャリアの幅が思い切り広げられると思いました。
鮏川:あと、受けていた企業のなかで一番カオスさを感じたというのも理由の一つです。
合田:それ分かります。僕は選考を通してGOのことを知っていくなかで、GOはある意味伸びしろだらけな組織だけど、それをみんなでなんとかしようとしている組織に見えたのが決め手の一つになりました。
「コト」に向かって全速力。それが心地良い
——入社後の感想を教えてください。
合田:入社して一番最初に思ったのは、プロ意識の高い人たちが多いということです。経営陣が言ってたから、このやり方のほうが評価されるから、とかではなく「コト」を進めるために真正面から向き合っていて、自分にも同じようにプロとして期待をしてくれる。“入社後しばらくは勉強期間”という考えでもないので、最初からフルスタートできて気持ちがいいです。
鮏川:GOは世の中にない新しいチャレンジをしているのもあって、事業やサービス自体、みんな初めてのこと。だから、そういう意味では変な負い目を感じずに入っていけるというのはありますよね。
合田:そうそう、知らないとかできないとか、そんなのは当たり前だよねからスタートしていて。気後れせずみんなで一緒にやっていこうという雰囲気があるので戸惑うことなく入っていけました。
鮏川:自分が入り込む余地がめちゃくちゃあると思えたのは大きいかも。
三節草:確かに。自分も渉外戦略企画室の立ち上げとして入ったのもあって、現在は営業戦略の企画立案だけじゃなく、採用や研修なども担当させてもらっています。自分がやりたいと手を挙げれば、何でもやらせてもらえる環境で、かなり自由にいろいろなことができているなという感覚です。
鮏川:ただ、その分、稼働時間が増えてしまうということが課題かと感じています。プロジェクトの特性上どれが必要かの判断がついていないものも多くあるので、じゃあ、これは私がやります、これは僕がやりますと、業務が積み重なっていく。
三節草:ですね。思った以上にハードワークというのが正直な感想です。これもあれも…となっていくので、業務範囲の線引きは難しい。なのでこれからは、業務の優先順位をつける的確な判断力ももっとつけていきたいです。
——「コト」に向かっていく文化は、会社の規模も関係あると思いますか?
三節草:大前提としてGOのValueの一つに「コトに向かう。」というものがあり、ミッション達成のために目的、つまり「コト」に向かいつづけよう、という意識が浸透しているというのはあると思います。
それとは別に、規模も個人的には関係していると思います。私がLINEに入社したとき社員数は800人前後でしたけど、退職する頃には3000人ぐらいの規模になっていて。
そこまで大きくなってしまうと、自分が希望する仕事の仕方とはズレてきたなってのはありました。関係各所に承認をとったり、根回しをしたり…必要なことだとは思う一方で、誰がこう言ってるから動かない、これは難しいと壁にぶつかる場面が多くなっていって、そこはストレスを感じていたところではありました。
これは企業規模が大きいほうがいい、小さいほうがいいという話ではなくて、私自身、事業を立ち上げていくフェーズが好きなんだと思います。
——一方で、GOがこれから強化していくべき課題はどこにあると思いますか?
三節草:マネジメント強化は今後の課題だと捉えています。GOは2020年に誕生したベンチャー企業で、力のあるトッププレイヤーがグッと立ち上げた組織なんですよね。けれど、これから企業の成長を考えた時、「組織としての強さ」が求められてくると思っていて、自部門においても注力していきたいところです。
鮏川:そう、プロジェクトの推進においても、属人化していることが多々あるのも事実ですね。担当者によって濃淡が生じることがないように、仕組み化が求められているフェーズなんだと思います。
合田:新しい仲間が増えていくなかで、全員が全員、最初から自律的にキャリアを考えられて「コト」に向かって全力で取り組んでいける人たちばかりでもないとも思っていて。本人のモチベーションを成長につなげていく、キャリアを一緒にデザインしていく…みたいな人材マネジメント的な取り組みで、もう一段素敵な組織になれるんじゃないかなと思います。自分がこれからやってみたいことの一つでもありますね。
どうせやるなら、難易度の高い仕事を
——最後にGOに興味を持っている方にメッセージをお願いします。
合田:僕がGOの一番好きなところは、誰からも否定されない、言い換えれば、みんなから応援してもらえるミッションを掲げていることなんですよね。
交通事故のない未来、過疎の地域でも快適に移動ができる世界、クルマが走るほど二酸化炭素を削減する未来…どれも難易度の高い話ではあるけれど、掲げたものを絶対に実現しようと社員全員が確固たる信念を持って向き合っていることがすごいと思っています。
鮏川:自分もその一員として余計なことを考えず、向かっていけるのが居心地がいいですよね。交通インフラを整備するというのは、警察とか消防とか、そういうものの延長にある感覚だなぁ。こういう仕事をやっているんだと言ったとき、「それいいね!」と言ってもらえる仕事はそう多くはないと思います。
三節草:もう目の前に解決すれば世の中が確実に良くなるであろう課題があるのは分かっていて、GOではそこに突き進めるのが楽しいです。実社会に実装していく中でたくさんの不具合は起きるんですけど、それも含めて前向きにやれていると思いますね。
合田:このぐらい大きな変革期にある業界はほぼないと思う。歴史の教科書に載るレベルのアジェンダですよね。
鮏川:ですね。せっかくやるなら、難易度の高いゲームをやりましょう、思い切り楽しみましょうと伝えたいですね。
※掲載内容は2024年5月時点の情報です。
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