“GOの新たな挑戦”を背負う3人の転職者。世の中のドライバー不足解消にかかける想い
タクシーアプリ『GO』(以下『GO』)、次世代AIドラレコサービス『DRIVE CHART』など多くのモビリティ関連事業を展開するGO株式会社では、2021年秋、タクシー業界全体が抱える人材不足の解決を目指し「採用支援ビジネス部」を立ち上げました。事業は順調に拡大し、現在は物流・バス業界におけるドライバー不足解消にも取り組んでいます。
そういった人材事業の拡大を担う伊吹(写真右)、亀井(写真左)、小林(写真中央)の3人は、全員2024年に入社したばかり。「GOに転職した理由」「味わえる醍醐味」「GOの新たな挑戦にかける想い」について詳しく話を聞きました。
「採用支援ビジネス部」の新たなミッションとは
——まずは「採用支援ビジネス部」について教えてください。
伊吹:『GO』をご利用いただいているタクシー事業者様や、物流・バス事業者様に対して、ドライバーの採用を支援していく事業部です。
2021年に立ち上げた当初はタクシー事業者様を対象としていましたが、タクシー業界に限らず、様々な業界の事業者様がドライバー不足という経営課題を抱えていると分かってきました。そこで現在、タクシー事業者様とのさらなる連携強化と並行して、採用支援ビジネス部では事業部内に新たなグループを立ち上げ、同様に課題感の大きい物流・バス業界に対象を拡げています。世の中のドライバー不足という社会課題の解決に一層貢献していきたいと考えています。
——具体的にどのようなことに取り組んでいるのでしょうか。
伊吹:一般的に“人材紹介”と呼ばれる事業で、具体的にはドライバーを採用したいと考えている事業者様に、条件のあった人材を紹介し、選考など入社までのサポートはもちろん一部企業においては「入社後の活躍」を目指し、トータルにサポートを行なっています。
また、特徴の一つでもあるのが一人の営業が「事業者様の採用支援」と「求職者の転職支援」の両方を担当している点です。事業者様に対しては、求める人材のヒアリングから、求職者の紹介、面接の調整などを行う一方で、ドライバーの求職者に対しては、希望する転職先のヒアリング、求人紹介、面接対策や日程調整などを行います。
事業者様と求職者、どちらも理解しているからこその深い提案が可能ですが、当然ながら対応する範囲も幅広い。特に立ち上げ期の今は、泥臭く取引先の開拓を行なっています。
小林:“泥臭く”という言葉はまさにその通り(笑)。新たに物流・バス領域に広げていこうと宣言したからといって、自然と取引先が増えるわけではありません。現在、ドライバーの採用を行なっている事業者様をリストアップし、電話をして課題をヒアリング、GOで解決できることを提案して…といったことに一つひとつ取り組んでいます。
先日は、GOが開発する次世代AIドラレコサービス『DRIVE CHART』のイベントがあったのですが、参加者の多くが物流関連の方々だったこともあり、僕らも参加させてもらったんです。名刺交換などを通じて、多くの方とご挨拶することができました。
——新たな領域での反応はいかがですか?
伊吹:領域問わずドライバー不足の深刻さを感じるとともに、すでに確かな手応えを感じています。立ち上げ当初、自社のドライバーに特化した転職サービス『GOジョブ』に掲載している求人数は、100件程度だったものが、3ヶ月ほどで400件ほどに拡大しています。求人数が増えることによって、求職者の方に紹介できる仕事の幅も広がったと感じています。
全員中途入社。GOの新たな挑戦に立ち会えることに魅力を感じた
——みなさん、入社して1年未満だとお聞きしました。GOへの入社理由を教えてください。
伊吹:実は3人とも2024年入社で、私は5月入社です。以前は、大手運送会社のグループ企業にて、人材事業の責任者として勤務していました。GOに入社を決めた理由はチャレンジできる環境だったからです。
前職での役割はどちらかというと保守的で、トラブルの解消や労務管理など事業運営全般で、加えて大企業だったこともあって、稟議を通したり、上層部に根回しをしたりといった仕事が多くなっていたのもありました。どんどん自分が丸くなっていくような感覚を覚えていたタイミングで、GOに出会ったんです。選考の中で「物流・バス領域への事業拡大においては、伊吹さんがこれまで培ってきた経験や知識が絶対に必要。ぜひ活かしてほしい」と声をかけていただきました。
実は、GOの他に人材紹介会社のコンサルタントも候補の一つだったのですが、自分自身の中にあった“もっとチャレンジしたい、成長したい”という気持ちに素直に従って、GOを選びました。
——そうだったんですね。小林さん、亀井さんの入社理由は何ですか?
小林:私は2024年6月の入社です。
前職では人材会社にて新卒採用をサポートするコンサル会社で営業をしていました。新卒で入社して2年、業務の幅も広がり順調にキャリアを積んでいる実感はありましたが、同時にここで同じことをしていていいのだろうか?という疑問も浮かんでいて。
私の実家は車の整備会社でゆくゆくは自分が事業継承するという話もあって、大学では経営を専攻。そんな時に、GOのドライバー採用支援の取り組みを知りました。もともと興味のあったモビリティと、その点で注目度も高いGO、経営視点が学べるであろう事業……これらの要素が重なり入社を決めました。
亀井:私は、実はリファラル入社なんです。前職の同僚が、採用支援ビジネス部に所属していて、その紹介で2024年2月に入社しました。
前職はSNSマーケの新規営業を担当していたのですが、売上のみを重視した営業戦略に違和感を抱いていたことがきっかけの一つです。予算を多く持つ企業に対しては広告宣伝効果を狙っていく一方で、予算の少ない地方自治体に対しては何もできずにいて……。地方の人口減少・高齢化など深刻な問題があるにもかかわらず、何もできずにいることに段々と歯がゆさを感じるようになりました。
それから、もっと営業力を磨きたいという想いもありました。リストを作成して契約につなげるといった同じ業務の繰り返しに物足りなさを感じていたところ、前職の同僚と会う機会があり、GOが目指す社会貢献性の高さや一人ひとりが裁量を持って仕事に取り組める環境の話を聞いて、「僕に紹介してもらえませんか?」とお願いしたんです。
企業と求職者を結びつけ、新たな雇用を生み出す
——実際に入社してみての感想を教えてください。
小林:先月、ものすごく感動した出来事がありました。
ある求職者の方が『GOジョブ』を通じてドライバーの仕事に応募してくださったのですが、思ったように選考が進まなかったことがありました。そこから、求職者の方とお話する中で、サイトには掲載していない新潟の企業のドライバーに興味があると教えてくださって。「では、私から企業に話をしてきます!」と伝え、営業の提案とともに人材紹介を同時に行なったんです。
その後、選考が進んで無事に入社が決まった際には、電話越しでしたが、求職者の方が泣いて喜んでいるのが伝わってきました。たった一人の採用ではあるけれど、企業と求職者を結びつけ、新たな雇用が生まれたその瞬間に立ち会えた仕事が印象に残っています。
亀井:それは嬉しいですね。私たちの立ちの取り組みによって、ドライバーの仕事を希望する人が増えていったり、働く環境が改善されていったり…そんな変化を目の前で感じられる、意義ある仕事だと思います。そして、こういった積み重ねを増やし、ドライバー不足の課題解決につなげていきたいと考えていますね。
伊吹:私はこれまでの経験や知見を活かして採用支援事業の拡大に貢献したい思いで入社を決めたので、それがうまくいかなければ自分のせい。この事業をリードしていくのは自分なのだ、という強い気持ちを持って日々の業務に向き合っています。
そして、ここまで目の前の事業に集中できるのはGOだからこそだとも思うんです。GOのバリューの一つに「コトに向かう。」という言葉があります。ミッション達成のための「コト」に向かいつづける。事情や忖度のためにヒトに向かうのではなく、本質を目指すという意味なのですが、まさにこれが体現されているな、と。
自分が求めていた環境ですし、これ以上のやりがいはありません。転職したときの決断に間違いはなかった。1つの後悔もない、と胸を張って言えますね。
同じゴールを目指す“ワクワク”をみんなで楽しむ
——採用支援ビジネス部では、どのような方が活躍できると思いますか?
伊吹:GOの新たなチャレンジを推進するコアメンバーとして、同じゴールに向かって一緒に走ってくれる方がいいんじゃないかと思います。現在は小林さん・亀井さん含めた数名のチームで動いていますが、早いタイミングで成果につながっているのは、やはり全員が同じ想いを持っているからだと感じていますね。
小林:みんなが同じ目標を目指して働く環境は、めちゃくちゃ気持ちがいいです。ネガティブな不満や愚痴が全くでてこないですから。
亀井:本当にそうですよね。業務単体で見ていなくて、その仕事が「世の中のドライバー不足を解消すること」につながっていると信じて向き合っていますよね。
私たちの事業部では、自分たちの存在意義として、「ドライバー職の人手不足は、俺達の仲間が解決した」と言える事業を創ることを目標としているのですが、そのために一歩ずつ、自分たちができることをしていきたいです。GOの新規事業の成功に向けて、全員でワクワクしながら取り組んでいきたいと思います。
※掲載内容は2024年10月時点の情報です。
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