圧倒的なチーム感は、同じ未来を描くことから生まれる。『DRIVE CHART』で、交通事故のない世界へ
次世代AIドラレコサービス『DRIVE CHART』は、“交通事故削減”を支援するサービス。急加速、わき見、速度超過など、AIがさまざまな危険シーンを検知し、ドライバーの運転行動を分析。タクシーやトラック、商用車などにおける運転行動を可視化することで、交通事故を防ぎます。
現在、『DRIVE CHART』の開発から導入までを手がけているのが、スマートドライビング事業部。営業・マーケ担当の岡田(左)、カスタマーサクセス担当の松本(中央)、ハードウェア調達・ロジスティクス関連担当の根本(右)に『DRIVE CHART』が目指していること、日々の仕事で感じられる仕事の面白さややりがいについて聞きました。
大手有名企業からも支持される『DRIVE CHART』
——次世代AIドラレコサービス『DRIVE CHART』は、現在、どのような場面で活用されているのでしょうか。
岡田:『DRIVE CHART』が開始した当初は、運転そのものを生業とするタクシー事業者様や物流事業者様での利用が中心でしたが、最近では、製薬、介護送迎など幅広い業種の事業者様にご利用いただく場面が増えてきています。保有する車両の規模も数台~数千台と幅広い事業者様に活用いただいています。
“交通事故の対策”については、運転そのものを生業とする企業に限りません。社員の方が運転をする場面がある時点で、会社として検討すべき課題になっているのだと感じていますね。
「事故予防施策ができていない」「社員の運転に不安がある」「どうやって事故を減らせばよいのか対策が分からない」…という課題をお持ちの方に対して、『DRIVE CHART』を提案し、事業者様とともに運転事故防止と業務効率化を支援しています。
▲『DRIVE CHART』画面の一部。運転手の運転行動状況が一元管理できる。
——『DRIVE CHART』は開始してまだ2年程ですが、導入企業を見てみると大手有名企業が並んでいる印象を受けました。その理由は何だとお考えですか。
岡田:サービスの質の高さは理由の一つだと思います。『DRIVE CHART』は元々、旧DeNAの一部門であるオートモーティブ事業部から立ち上がったプロジェクトということもあって、AIを活用した高い技術力はもちろん、セキュリティの観点から見ても安心してお使いいただけるサービスです。
他にも、ゲーム事業を通じてUI・UXに関してもとことん考え抜いてきているだけあって、ITに詳しくないというタクシー事業者様やドライバーの方にも、分かりやすく、ストレスなく使っていただけるのだと思います。この辺りは、営業をしていても自信を持ってお勧めできるポイントですね。
▲『DRIVE CHART』導入企業例
根本:それから、先ほど話にあがっていましたが、“交通事故対策”は、業種や規模に関係なく車両を持っている企業にとって必ず求められていることなんです。
だから、事故を未然に防ぐ取り組みをしなければ…、と課題感をお持ちの企業に対しては、『DRIVE CHART』はスムーズに受け入れてもらいやすい。しかも、事故が起きなければ、事故対応工数などの無駄も発生しませんし、次年度の車両保険料は各段に安くすることができます。今までリスクとして、なんとなく抱えてきた固定費を削減できることが明確なので、経営者の方にもロジカルに提案できるサービスなんですよね。
——なるほど。長年解決されずにいた課題の解決に『DRIVE CHART』が向き合っているわけですね。その上で、今後スマートドライビング事業部が注力していくことについても教えてください。
根本:一番は、カスタマーサクセスの強化です。AIでの検出/分析や、WEBサービスのUIが強いのはもちろんですが、どこにも負けない“顧客の成功体験”を築くことができれば、圧倒的な存在になれるでしょうから。詳しくはカスタマーサクセスの松本さんに話をしてもらえると…(笑)。
松本:はい(笑)カスタマーサクセスは、顧客の事故削減にコミットし、顧客の状況や体制に合わせて、目標設定やルール設計、課題の特定から実行のサポートまで幅広く対応する役割を担っています。サービス導入企業様との会話は、“事故をどのぐらい減らしたいのか、減らしていくべきなのか”という目標の話からスタートします。
カスタマーサクセスという言葉を聞きなれない方だと、導入企業様からの問い合わせに対応すること、『DRIVE CHART』を問題なく利用してもらうことと捉えてしまいがちなのですが、意味合いは全く違っています。事故削減を実現するために必要な支援を模索し、伴走しているのがカスタマーサクセスなんです。
『DRIVE CHART』の拡大を目指す上でも非常に重要になってきますから、その責任は大きい。プレッシャーに感じる部分でもありますが、同時に仕事の意義も感じられることだと思っています。
岡田:私たち営業は、導入を決めた後はカスタマーサクセスにバトンタッチして、顧客折衝をお願いしていくのですが、カスタマーサクセスは本当に信頼できる存在です。競合と差別化できる点でもあり、営業としての強みにもなっていると感じていますね。
サービスを一緒に作っている一体感
——では、もう少し具体的なところで、どういった場面で仕事の面白さを感じますか?
松本:導入した企業様が喜んでくださるのは、やっぱり一番の面白さですね。事故削減ができるのかと不安に思われているところからスタートし、3カ月~半年ほど経ってみて事故が一件も起きなかったとお話されている姿を見ると本当に嬉しく感じます。
岡田:それは私も同じです!事故が減った、リスク運転が減ったという結果が見えると、価値あるプロダクトを提供できているんだ、とやりがいを感じますね。私たちが掲げているのは、世の中の交通事故を減らすというとめちゃくちゃ壮大なテーマですが、『DRIVE CHART』を通じて、一件ずつ着実に交通事故を減らしていると実感を持つことができますよね。
根本:あとは、仕事の進め方という話でいうと、顧客ニーズを把握してから開発までのスピードが速いです。営業やカスタマーサクセスが拾ってきてくれた“ここが使いにくい”“こういう機能があったらいい”が、新しい機能としてどんどん誕生しています。たとえば、週次メール機能もそうですよね。
岡田:そうですね。毎週月曜日に前週の結果のサマリーをメール配信する機能を導入しました。これは、導入企業様から寄せられた声の一つで。管理者は各ドライバーの運転行動レポートを見てはいるけれど、当の本人、つまりドライバー自身が見ていないという話をいただいたんです。
事故を防止するには、管理者が指導することも大事ですが、それ以上に本人が自分の運転のクセを認識することが重要で。管理画面にてリスク動画を確認してもらえるよう促す目的で、週次メール機能を提案しました。
こんな風に意見を拾ってもらえるので、あらゆる提案もしやすい。何よりもサービスを一緒に作っている一体感を強く味わうことができますね。
——職種の垣根がなく、スマートドライビング事業部の“チーム感”が強いように感じます。みなさんは、どのようにお考えですか。
根本:なんだろう…でも、事業部全体で、交通事故を減らすという“絶対的な正義”を目標に掲げていることは大きい気がしています。
松本:それはあります。体育会系のようなノリとか、暑苦しい雰囲気…ではなくて、居心地のよい一体感があって。それぞれの役割がありながらも、同じ方向を見ていることは、重要なんだと思いますね。
岡田:「こうすれば事故を減らせる」という正解がないので、仕事の進め方にもマニュアルがあるわけではなくて。ゴールを目指して行動することができるんです。だから、まずは自分たちで考えて、とりあえずやってみる。いろんな経験を持った周囲の人たちに相談しながら、仕事を進めていける環境が私はとても気に入っていますね。
——同じ未来を描けていることが、スマートドライビング事業部の強さでもあるんですね。
根本:そして、描いた未来が実現した時にあるのは、“安全運転の最先端企業”として、社会的信頼を獲得しているMoTの姿です。現時点では、残念ながら、社名も事業内容も幅広く認知されているとは言えないと思うんです。
けれど簡単には解決できない社会課題に真摯に向き合い、『DRIVE CHART』を通じて解決していくことで、ブランド力を高めていきたい。その先に日本だけでなく、世界中から認められ、一目置かれるサービスと企業になるよう成長させていきたいですね。
※掲載内容は2021年4月時点の情報です。
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