モビリティ産業を変革するGO株式会社。新卒1期生が語る、多様な人材活躍の根底にあるGOのバリューとは
GO株式会社はNo.1(※)タクシーアプリ『GO』を中心に、多様なモビリティサービスを展開しています。「移動で人を幸せに。」というミッションを掲げ、モビリティ領域にとどまらず、人々の移動に関する新たな事業展開も進めています。
※タクシー配車関連アプリにおける日本国内ダウンロード数(App Store/Google Play合算値)data.ai by Sensor Tower調べ(2020年10月1日〜2024年9月30日)
さまざまなバックグラウンドを持つ人材が活躍する同社。2023年からは新卒採用をスタートし、若手活躍を促進しています。今回は新卒1期生であり、すでに現場の主力メンバーとして活躍する中谷と永原に、同社での成長の秘訣やカルチャーについて伺いました。
GO株式会社の若手活躍:お客様の声から仕事のやりがいを実感
ー最初に、二人が新卒でGOに入社した理由、そして現在担当されているお仕事を教えてください。
中谷:私はもともと車が好きで、交通やMaaS(Mobility as a Service)と呼ばれる移動サービスに興味を持っていました。さまざまな企業のお話を聞く中で、GOが掲げる「移動で人を幸せに。」というミッションに共感し入社しました。
現在は『GO BUSINESS(※)』という法人向けサービスのカスタマーサクセスに携わっており、導入済み企業様の利用促進や利用の円滑化をサポートしています。
(※)タクシーの手配や請求、領収書・乗車データの管理などビジネス利用に特化した『GO』の法人向け管理サービス
『GO BUSINESS』は今年の夏(2024年8月)に1万社の導入を達成しました。カスタマーサクセスは、7名のチームで担当企業を割り振っており、私は現在、数千人規模の企業を含む約100社を担当しています。
永原:私は地方の交通課題の解決に興味があったことからGOに入社しました。現在はアプリ事業本部のプロジェクトマネジメント室に所属し、新サービスのリリースや、さまざまな課題を抱える地域におけるサービス開始など、プロジェクト企画段階からリリースまで携わっています。
ーこれまで業務に従事されてきた中で、特に印象的だったエピソードがあればお聞かせください。
中谷:私は入社後1か月間、『GO BUSINESS』を導入いただいたけれども利用されていない、いわゆる休眠顧客の約500社に架電をしたときのことが印象に残っています。
タクシー利用の円滑化を図るというアプリの性質上、そもそもタクシーの利用機会が少ない企業の場合、こちらがいくら働きかけても利用に至らないケースが多いんですね。架電をしている際もその壁に当たることがよくありました。
しかしとにかく地道に架電してさまざまなお客様とお話しする中で、例えば操作方法が分からないなど、単にタクシー利用が少ないということ以外にもさまざまな理由で利用に至っていないケースがあることが分かってきたんです。「こういう問いかけ方をしたら相手の興味や関心を引ける」という接し方も学ぶことができました。
お客様と直接やりとりをする機会が多く、より近い立場で寄り添うカスタマーサクセスの役割を通して、お客様の立場や気持ちを感じられたことはとても貴重な経験となりました。「経費精算が楽になった」「タクシーが呼びやすくなった」というお客様からの喜びの声をいただけることも仕事のやりがいにつながっています。
永原:私は北海道倶知安町・ニセコ町での冬期期間のオーバーツーリズム解消プロジェクトに携わった経験が印象に残っています。観光客が集中する期間中、札幌・東京のタクシー事業者からタクシー車両と乗務員の応援隊派遣を行う施策で、地域交通の課題解決に取り組みました。
約1年を費やす長期プロジェクトで、私は実務面での推進を担当し、スケジュール管理やタスクリストの作成、さらにステークホルダーとの調整を行いました。タクシー事業者様や北海道ハイヤー協会様、俱知安町様およびニセコ町様の両自治体や観光協会様、北海道庁様、北海道運輸局様などのステークホルダーのそれぞれの立場や考えを踏まえ、「全方よし」を考え、全員に納得いただける形に持っていくことには困難もありました。
しかしプロジェクト終了後に、ホテルや飲食店の方々から「非常に助かった」「来年もやってほしい」というお声もいただき、加えて参加したタクシー事業者様からも地域交通課題に対して取り組むことができ、意義のあるプロジェクトであったというコメントを直接いただくことができました。もともと地域交通の課題解決に興味を持って入社したこともあり、自分の仕事がその一端を担えたことを実感できて、嬉しい体験となりました。
メンター制度やメンバーとの会話で、実務面・メンタル面ともに成長
ー 二人のような新卒社員の方をはじめ、多くの若手社員が活躍できる理由はどういった点にあると思われますか?
中谷:GOではメンター制度を設けており、新入社員には必ずメンターが付いて、入社後2か月程度の間、毎日30分の1on1ミーティングを行っています。メンターとなる社員は比較的年齢層が近い社員のため、実務面での手厚いフォローはもちろんのこと、精神的に距離の近い存在として何でも相談しやすいのが魅力です。
永原:GOには多様なバックグラウンドを持つ社員がいるため、先輩社員の皆さんと接すると業務を超えたさまざまな学びがあります。私についてくださった2人のメンターも全く異なる経歴を持っており、「どちらかを正しいとするのではなく、自分にとって良いところを取り入れてね」というスタンスで接してくれました。
それぞれの良いところをダブルで吸収できたことは、自分の成長にとって大きな影響を与えてくれたと思います。
中谷:新卒の時期は特に、他の部署の方と話す機会が多いのもポイントですね。さまざまな経歴を持つ先輩と数多く接して経験談を聞くことで、より自分自身の視野も広がっていく感覚があります。新卒の特権を存分に活かして周囲のさまざまな方からたくさんのことを吸収していけるのが成長につながっているのだと思います。
また年数の近い社員だけでなく、事業部長などレイヤーが高い社員との1on1の機会があるのも特徴です。目先の業務のことだけでなく中長期的なキャリアの話などもできるため、目的意識を持って成長していけるのではないでしょうか。
GO株式会社の風土:バリューが浸透し、共通の意識で目標に挑む
ーGOは明確なMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を掲げられている(※)のが特徴的です。働くうえでの指針となるバリューの中で、特に意識しているバリューはありますか?
(※)前述のミッションや「モビリティから、技術を前へ、産業を前へ、ライフスタイルを前へと進める。」というビジョンの他、2023年に4つから8つにアップデートしたバリューがある(公式サイト参照)
永原:私の所属するチームでは「コトに向かう。」を特に意識しています。先ほどもお話ししたように、GOは多様なバックグラウンドを持つ者が集う会社です。また私の所属するチームは個々で別のプロジェクトに配属されるケースが多く、チーム全体で動く機会はそれほど多くはありません。
しかしそれぞれ異なるバックグラウンドを持ち、別の動きをしていても、「移動で人を幸せに」という同じゴールに向かっているなら、同じ方向に進んでいけるんです。GOの本質的な目的を常に忘れないようにする姿勢を表した「コトに向かう。」というバリューは、常に意識し実践するようにしています。
中谷:『GO BUSINESS』は法人タクシーサービスの先駆け的存在です。そういうサービスを手掛ける会社として、私は「無いから挑む。」のバリューを特に意識しています。従来のタクシー経費精算の当たり前を変え、新しい常識の浸透を目指したいと考えています。
もう1つ、私の所属するチームで特徴的なのが、バリューを体現するための行動指針を独自に作っていることです。その一例として「リスペクトandリクエスト」という行動指針があります。これは尊敬とリクエストをセットで考え、互いのスキルを尊重しながら相互に成長していけるような文化を形成するために考えたキーワードなんです。
コミュニケーションツールで活用しているSlackでも、この「リスペクトandリクエスト」スタンプを独自でつくって送り合っています。
新卒から上席までが所属する部活動が、社内コミュニケーションを活性化
ーメンバー同士のコミュニケーションに関しては、どのような特徴がありますか?
中谷:部署にもよりますが、基本的にリモートワークが多く、オンラインコミュニケーションが主流です。しかし先ほども話したSlackスタンプなどを活用して、非常にスムーズなオンラインコミュニケーションができる環境があります。
私の部署では週に1回は対面でコミュニケーションを取る機会があるため、普段のオンラインコミュニケーションでのやり取りと合わせてさらに交流を深めることができ、配属したばかりでも溶け込みやすい雰囲気がありました。
またGoogleカレンダーを全員で共有しているため、ミーティングや相談をしたい場合に声をかけやすい仕組みになっているのもありがたいポイントです。
ー部署間のコミュニケーションの機会などもあるのでしょうか。
中谷:業務以外の部分で特徴的なのが、部活が活発に行われている点です。25個の部活があって、約600人の社員の半数程度は何かしらの部活に所属しています。
ー中谷さんと永原さんも部活に所属しているのですか?
中谷:私はサーフィン部に所属しています。社会人になるまで全くやったことがなかったのですが、お誘いいただいて一度やってみたらすぐに「楽しい!」と実感しました。
部活には社内の上席も含めて、本当にさまざまな人が来るんですよ。仕事を離れた場所でもコミュニケーションが取れる場となっているため、新卒としても本当にありがたい文化だなと思っています。
永原:私はランニング部に所属しています。先日は社長がリレーマラソンに参加していたのですが、対戦して私が勝利をおさめました(笑)。
中谷も言ったように、レイヤーの高い方とは仕事の場で話すと緊張してしまう部分もありますが、仕事を離れた場所でコミュニケーションを取ることでリラックスして話せるのは大きいですね。GOには毎年多くの新しい人材が入社してくるのですが、このような活発なコミュニケーション機会があるため、会社としての一体感も高まっていると感じています。
GO株式会社の採用方針:変化を楽しみ、ミッションに共感する人を歓迎
ー最後に、GOでの仕事に興味を持った読者の皆さんへのメッセージをお願いします。
永原:現在業界がめまぐるしく変化を続けている中で、GOでは常に前に進もうとしている機運を感じることができます。変化も前向きに受け止めて、次に進む原動力にしていく、そんな働き方を楽しめる方にはとても良い環境があると思います。
中谷:現在手掛けているタクシーアプリの他にも、GOでは移動の未来といった未だ答えのない課題解決のために、さまざまな事業を展開していきます。自身の経歴やバックグラウンドに関係なく「移動で人を幸せに。」のミッションに共感された方は活躍していただけるかと思いますので、ぜひ一緒にお仕事ができると嬉しいです。
■転載元
■採用情報
GO株式会社では、共に働く仲間を募集中です。