入社4ヵ月で圧倒的成果。会長社長室・佐々木がMoTで描くビジョン【転職者インタビュー】
株式会社Mobility Technologies(以下、MoT)では事業拡大を見据えて、新たな人材を積極採用中です。そこで、今回はMoTに入社し、早期に活躍している転職者にインタビューをしてみることに。
2021年5月に会長社長室として入社した佐々木は、短期間で「法人・団体向けサポート 『ワクチン接種後の移動サポート』」、「ANA / JALマイル連携開始、今だけマイル5倍キャンペーン」、など大規模プロジェクトを推進。スピード活躍を見せる佐々木に「MoTに入社を決めた理由」や「入社して良かった点・MoTの魅力」について詳しく聞きました。
入社4ヵ月で、さまざまなプロジェクトを担当。早期活躍を実現
——2021年5月に入社されて約4ヵ月になりますが、現在の佐々木さんお仕事について教えてください。
役割について簡単にいうと…会長の川鍋さんや社長の中島さんが事業上気になっていることをインプットして、MoTの新たな取り組みとして企画・推進することでしょうか。
たとえば、「法人・団体向けサポート 『ワクチン接種後の移動サポート』」は、取り組みの一つです。中島さんから軽く話をいただいて、そこから私のほうでプロジェクトとして進めていきました。これは、ワクチン接種を行う法人・団体を対象に、タクシーアプリ『GO』で利用できるクーポンを接種予定人数分提供するもの。職域接種の実施が広がる中、「移動で人を幸せに。」をミッションに掲げるMoTとしてできることを実現したプロジェクトだったと考えています。他には、「ANA / JALマイル連携開始、今だけマイル5倍キャンペーン」も担当したアライアンス案件になります。
——MoTではマーケティングに関するお仕事が中心になるのでしょうか。
いえ、そんなことはありません。ただ、これまでマーケティング領域を担当することもあったので、MoTでもまずはマーケティング部門の業務から入っていき、そこから各部門やパートナーと連携。案件の企画推進以外にも組織の生産性改善なども行ってきました。
——そうなんですね。MoTに入られる前はどのようなお仕事を?
大手通信販売会社、大手マーケティング・リサーチ会社で経験を積んだ後、「クラシファイドサイト」を運営するベンチャー企業に入り、ここでは事業開発関連の仕事を担当していました。新規事業やカスターサポートの立ち上げ、マネタイズ、リスクマネジメント、渉外、事業提携、ディレクション、SEOなどの流入施策、人事や予実管理など幅広く携わっていましたね。最終的には取締役のポジションを担っていました。
MoTなら、「日本を元気にできる」と本気で思えた
——取締役までされていたんですね。転職を考えた理由が気になります…
転職を考えた理由は2つあって、1つは自身が働く上で大切にしていることをもっと追求したいと思ったからです。これまで私は“日本を元気にすること”を本気で考え、真剣に仕事に向き合ってきました。
日本を元気に…といっても、それはものすごい大きな話ではなく、私が見ていたのは「日常の負を解決すること」。人々の暮らしを少し豊かにしていくことが結果として、日本を元気にすることにつながっていると考えていました。
前職で、地域の人々が不用品の譲渡・売買ができるサービスを手がけていたのにも、そんな理由があります。その中、事業が拡大するにつれて感じるようになったのは、ある一部の人たちを対象にするのではなく、「日本にいる多くの人々が日常的に必要とするサービス」で、チャレンジしたいと思うようになりました。
——2つ目の転職理由は?
前職では様々な業務に携わってきたこともあって、“これまでの経験や勘”で仕事をしている自分に気づいてしまったことです。成長している実感が少なくなってきたことが大きな理由ですね。人によっては「安定」と捉えるかもしれませんが、私は物足りない気持ちのほうが大きかった。この2つが、転職を考えた理由になります。
——なるほど。たくさんの企業がある中で、MoTを選ばれたのはなぜですか?
シンプルにいえば、転職理由でお伝えした課題を解決する機会がある会社だと思えたからですね。といっても…実は最初にエージェントからMoTを紹介されたとき、「ん?何の会社だろう?」と分からずにいました(笑)。『GO』と聞いて、やっとつながった。でも、タクシーアプリとして既に出来上がったサービスを持っている会社ですよね、とあまり興味を持っていなかったんです。最終的には、エージェントの担当の方が中島さんとお話する機会を作ってくださって、面談に行った形です。
——実際に中島に会ってみて、いかがでしたか?
「移動で人を幸せに。」というミッションに対して、中島さんや会社がどう向き合っているのか、この先どのようなビジョンを描ているのかをお話してもらいました。それに対して、私が考えている意見を伝えて…当初1時間の予定だったのですが、最終的には2時間近くお話していただいて。ものすごく盛り上がりました(笑)。
「移動」という人が生きていく上で欠かせない行動をサービスとして展開する。移動を最適化し、人々の暮らしを豊かにする。そのことに、面白さと難しさを感じました。そして、MoTが目指す世界を実現することは、私が目指す“日本を元気にすること”と同意義だと心の底から思えたんですよね。中島さんとの面談を終えた後は、入社を決めている自分がいました(笑)。
向いているのは、「移動で人を幸せに。」を実現することにコミットできる人
——MoTは、2020年4月に旧JapanTaxiと旧DeNAオートモーティブが事業統合して誕生しました。「統合したばかりの会社」という点はいかがでしたか?
そこは全く気にならなかったですね。少し乱暴な言い方になるかもしれませんが、誰がどちらの出身で、これまでどこの部署にいて…という話は、顧客にとってもMoTの未来にとっても直接的な関係はないことだと思うからです。だから、社内ミーティングでも過去の実例はもちろん聞くことはしますが、そこからさらに進化した別案をチームで考え、動かしていくことが重要だと考えています。メンバーにもそのような話を伝えていますね。
あとは、元ライバル同士だった会社が一緒になって、1社じゃできなかった世界を創ろうとしているストーリーって、めちゃくちゃ面白いと思っています(笑)。だってドラマでもアニメでも、この展開は一番盛り上がる話じゃないですか。
——確かに(笑)。
それから、JapanTaxiの川鍋さんが会長に、DeNAの中島さんが社長というように、代表が2人いる組織だと意思決定が大変なのでは?スピード感が落ちるんじゃないか?と思う方もいらっしゃるかなと思いますが、実態はそんなことはありません。
自分の過去を振り返ってみると、上長と二人三脚状態になるとどうしても依存関係になってしまうことがあった。気が付くと、上長と自分だけで盛り上がっていることも…。でも、MoTでは、複数人で協議しながら進めていくことができるんですよ。中島さんと私が出した意見に対して、川鍋さんが冷静なアドバイスをしてくれたり、その逆もあったり。スピード感はありながら、シャープな判断ができる環境だと感じています。
——佐々木さんが考える「MoTに向いている人」はどのような方ですか?
何よりも大事なのは「移動で人を幸せに。」というミッションに共感していることだと思います。
MoTは、力のある2社が統合して誕生したスタートアップ企業です。イノベーションを通じて、世の中に対して新たな価値を創造する組織です。それは、収益と成長を両立した新たなビジネスモデルを開発していくことを意味していますから、決して簡単なことではありません。だからこそ目指すべきゴールに「強い情熱」を持っている人でなければ務まらないと思うんです。難しいからこそ挑戦する意味がある、自身を成長できる環境だと感じてくれる人でなければ、厳しいでしょう。逆をいえば、一生かけて取り組みたいテーマだと思う方にこそ向いていると思います。そんな方と共に、MoTの未来を築いていきたいですね。