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決め手は、“経験を盗みたい”と思えた上司の存在。経営戦略本部 長谷川の入社理由とは

経営計画の立案・策定や管理など経営に関わる課題解決を担う経営戦略本部では、さらなる組織強化に向けて、新たな人材を募集中です。

そこで、今回は経営戦略本部 FP&Aグループのマネージャーとして活躍する長谷川にインタビュー。「GOに入社を決めた最大の理由は、CFOロールを持つ経験豊富な上司の存在。考え方や行動もよく観察しているんです」と語ります。これまで積んできた経験、入社後に感じた手応えについて詳しく話を聞きました。

長谷川 英資(はせがわ えいすけ)
経営戦略本部 経営戦略室 FP&Aグループ グループマネージャー

京都大学大学院卒業後、SMBC日興証券 投資銀行部門に新卒入社。エクイティファイナンスに関する業務に従事。2021年、Chatwork株式会社へ。経営企画として中期経営計画作成やファイナンス、IRなどを担当。2022年4月、GO株式会社に入社。エクイティ/デットの資金調達、中期経営計画作成、事業管理などに携わる。2023年11月、 FP&Aグループ グループマネージャー就任。


先の見えない仕事のほうが、活力がわいてくる

——GOに入社するまでのキャリアについて教えてください。

これまで2社経験をしていて、新卒で入ったのは証券会社の投資銀行部門です。僕が通っていた大学は理系で、周りの友人や先輩は大手メーカーに就職する人がほとんどでしたが、同じような選択をしていいのかと疑問に感じていました。大手メーカーに就職すれば、おそらくずっとその企業で働くことになる…簡単に想像できる未来にどこか違和感を覚えていたんです。

そうではなくて、ハードな環境で高度なスキルを身につけたり、貴重な経験を積んだりできたほうがいいのではないか、自分の価値を上げていけるのではないかと考え、最終的には投資銀行を選びました。

——入社してみていかがでしたか?

ハードに仕事をしていたので、社会人としての足腰はものすごく鍛えられたと思います。一方で、あくまでアドバイザーという立ち位置だったので主体性が持ちにくいとも感じていました。その後Chatworkに転職し、上場企業の経営企画として幅広い業務の経験を積めたと思いますが、1年ほど経ってそれなりの自信がついた頃には、もう少し刺激的に働きたいと感じるようになりました。

——仕事に慣れてしまった感覚ですか。

そうですね、改めて2社の経験を振り返って感じたのは、「自分は、仕事に慣れてきてしまうと物足りなさを感じてしまうタイプ」だということです。

最初は自分にできるかな…と不安に思うのですが、だんだんと全体感が分かって、ここから先はなんとなくやれるなと思った途端、物足りなさを感じてしまう。先が見えないから知りたくなる、自分に足りていないからできるようになりたい。エネルギーや活力が湧いてくる。自分の中にそんな“好奇心”や“冒険心”に似たものがあるのではないかと思います。

“経験を盗みたい”と思える上司に出会えた

——GOに興味を持った理由は何ですか。

タクシーアプリ『GO』の圧倒的な強さを含め、確固たるビジネス基盤を持っていてマーケットにおけるポジショニングがしっかり確立されている。企業としての発展性を感じました。

それから、最大の決め手になったのは上司の宮坂の存在ですね。

——どういうことでしょう?

宮坂は、リクルートのM&A部門、ファイナンス部門の実務責任者として、M&AやPMIの多くを執行した経験を持っています。他にも、金融子会社の再建やグローバルIPOなどの財務戦略・資本政策の牽引経験もある。コンサルや投資銀行でM&Aを手掛けた人はたくさんいるけれど、事業会社でここまで多くの経験を積んでいる方はそういないことも分かっていたので、一緒に仕事ができることに魅力を感じていました。

実際の仕事でも、宮坂との間に誰かがいるわけではなく、直接2人で動かしていくプロジェクトが多くあると聞き、自分主導で動かしていけるイメージが持てました。経営戦略本部の現状の体制であれば、新しい学びを得ながら、求めていた経験やスキルが手にできるのではないかと思ったんです。

——そうだったんですね。

これまでの経験を振り返ってみても、規則的な仕事をするだけでは成長は難しいと分かっていて、何より自分自身が退屈してしまう。だからこそ、仕事に対してプラスアルファの価値を求めていたのだと思います。

転職活動をする中で、最終的な決め手はやっぱりここです。“経験や技術を盗みたい”と思える上司のもとなら、挑戦的な仕事ができるのではないかと思い入社を決めました。

経営者のパートナーとして、企業価値を上げる

——GOではどのような業務を手掛けていますか?

財務分析や経営・業績管理、それから全社戦略作成やエクイティ・デットファイナンスの戦略策定・実行を手掛けています。一般的なFP&A業務だけにとどまらず、少しずつ業務スコープを広げ、難易度の高い仕事にチャレンジできていると感じています。

GOの経営戦略本部はそこまで人数も多くないので、自分がリードできる案件も多くあるんです。大手企業の場合だとそれなりにキャリアを積んだ人が担当するレベルの仕事を、未経験の自分も挑戦させてもらえる。もちろん大きなプレッシャーにはなりますが、それが純粋に楽しいですね。経験したことのない仕事をどれだけ経験できるかを重視している自分にとっては、魅力のあるフィールドだと思っています。

——どのような場面で成長を感じますか。

部分最適ではなく、全社視点でどうなのか。「経営課題の解決」につながっているかの視点ですね。まだまだ足りていないスキルですが、少しずつ磨かれてきたと感じています。

そして、それはやっぱりCFOロールを持つ宮坂のそばで仕事をしている影響が大きいと思います。宮坂は“経営者のパートナー”としてのスタンスを大事にしている人で、自分もそこに近づきたいと、より思うようになりました。

特に見習いたいなと思うのは、定量的・定性的の双方から物事を判断している点です。もともとの自分のタイプでいうと数字やデータが得意ではあるのですが、それだけでは経営課題の解決は難しい。数値では表せない個人の感情や判断にも耳を傾けることで見えてくる世界があるのだと思っています。
こういう場合、宮坂ならどう考えるだろう?どういう動き方をするだろう?…そんなことを意識して日々の仕事に取り組んでいますし、宮坂の行動もよく観察しています(笑)。

執行役員 経営戦略本部 本部長の宮坂とミーティング。担当プロジェクトの多くは、宮坂と直接やり取りしながら進めている。

——学びのある環境が、刺激になっているんですね。

そうですね。これはどんな仕事でも言えることかもしれませんが、やっぱりただの“作業者”になってはいけないと思うんです。財務分析でいえば、これはただのツールでしかありません。そこからどうやって考えられるかが重要で、経営者のパートナーとして企業価値をどうやって上げていくか、そこが経営戦略本部の価値だと捉えています。

——今後のキャリアについては、どのように考えていますか。

正直に言ってしまうと、そこにはあまりこだわりがありません(笑)。
なぜかというと、今の自分の考えが、明日には変わるかもしれないと思っているからなんです。だから、こういう夢を実現するために、逆算して考えるのはあまり僕には合っていない。それよりも、自分の考え方は変わっていくだろうと見越して、そのときに希望した選択ができる自分でありたいと思う。

そのためには、能力と経験が伴った「市場価値の高い人材」になっている必要があると考えています。経営戦略本部の一員として、GOという会社の価値をどう高めていくかー。そこに真正面から向き合うことで、なりたい自分になれると思っていますね。

※掲載内容は2023年12月時点の情報です。

■経営戦略本部で活躍するメンバーのインタビューはこちら
執行役員/経営戦略本部長 宮坂のインタビュー

・経営戦略本部メンバー 川嶋のインタビュー

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