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スタートアップのCOOを経て、GOで創りだす未来。事業開発部 松井のキャリアデザインとは

GX事業本部 事業開発部で、事業推進と事業企画を担う松井の前職は、スタートアップ企業。創業間もないスタートアップにインターンで入り、最終的には取締役COOとして会社経営に向き合ってきました。

今回の『キャリアデザインを聞く』では、「就職活動で大事にしていたことは?」「COOを経て、GOに入社した理由は?」など、松井のこれまでとこれからについて話を聞きました。

松井 将浩(まつい まさひろ)GX事業本部 事業開発部 事業推進2グループ GM兼事業企画グループ
筑波大学理工学群入学、大学在学中に海外インターン、大手人材会社での新規事業開発などを経験。帰国後、建設業界のITによるイノベーションをミッションに掲げるシェルフィー株式会社に入社。セールス、カスタマーサクセス、マーケ、PM、資金調達、財務経理、採用、人事、労務など幅広い業務を経験し、2018年より取締役COOに就任。2023年1月、GO株式会社に入社。GX事業本部 事業開発部にて、事業推進2グループのグループマネージャーと事業企画を手掛ける。


常識に惑わされない。意思決定をするのは自分

——松井さんの就職活動について、聞かせてください。

大学3年生あたりから周りが一気に就活モードになって、自分も考えないとなと思い始めたのですが、その時に出てきた本音は“分からないから決められない”でした。そもそも自分が何をやりたいのかも見えていなかったですし、社会や会社のことも分からない。その中で就職先を決めることが難しいと感じていたんです。

友人や先輩の多くは、商社、コンサル、メーカーなど一般的に名の知れた企業を受けていて、同じようにその流れに乗っていくのが無難で良い選択なのかもしれないけれど、どうしても前に進めない感じがありました。

——周りに流されて選択することに抵抗があったのでしょうか。

そうですね、そう思うようになったのは高校受験のときに「自分の意思で高校を選ばなかった」という体験があるからです。

中学3年のとき、その地域でトップの進学校と言われている男子校の先生から、部活のつながりで「うちの高校を受けないか?」と声をかけてもらいました。僕自身、もともと興味があった高校ではなかったのですが、“トップ校から誘いが来た!”と周囲が盛り上がってしまったところがあったんですよね。両親はあれこれ口を出すタイプではないので「この高校に行きなさい」とは言いませんでしたが、すごく嬉しそうにしていて。中学校の先生からも「受けるよね?」と言われたこともあって、子ども心に周囲の期待を感じた部分があったんだと思います。じゃあ、受けてみるかと受験したところ、合格し、そのまま入学しました。

でも、入学式当日、学ランを着た男子たちに囲まれた瞬間、後悔の気持ちが襲ってきたんです(笑)。もちろん男子校なりの楽しさはありましたが、多感な時期だから得られる大切な時間を失った…そんな感覚がありました。

そこから「誰かがこう言ってる」とか「一般的にはこうすべき」とかを信じるのはやめようと思ったんです。人生の意思決定は、納得感をもって自分がしないといけないと考えるようになりました。後悔したところで、親も先生も僕の青春を取り戻すことなんてできないですから(笑)。

——就職活動でも、同じ後悔をしそうだと感じたんですね。

そうですね。大学3年の後期から休学してフィリピンでインターンとして働くことにしました。半年ほど、日本からの留学生獲得の営業の仕事をして、そこからバックパッカーとして数ヶ月ほど海外を歩き回りました。

——この経験で得られたものは何でしたか?

一番は、“自分が思っている当たり前は、当たり前ではない”ということです。日本という狭い文化圏の中で生まれた「当たり前」という尺度があって、それは環境が変われば全く違う価値観になるし、そこには「別の当たり前」がある。

そして、そのことを肌で体感して、僕は安心感を得ました。常識に捉われなくていいんだ、「当たり前」から外れたとしてもそれを受け入れてくれる世界がたくさんあるんだ、と感じられた。一般的とか、周りがそう言ったから…で選択することに違和感を覚えていた自分に自信が持てたんだと思います。

取締役COOとして、会社経営に奮闘する日々

——前職のシェルフィーにはどのような経緯で入社しましたか?

海外で目にした「世の中の不平等さ」みたいなものをITの力で解決したい、そういう仕事に携わりたいという思いが強くなっていき、知人の紹介で出会ったシェルフィーに最初はインターンとして参加しました。

当時はまだ立ち上がって3ヵ月ほどの会社でしたが、社長の「マイナス1をゼロにするイノベーションをしたい。ITの力で、旧態依然の市場を一気に改革したい」という言葉を聞いて、価値観が一緒だと思えたんです。大学に通いながら、働いていくうちにどんどん仕事にはまっていって、このまま社員として就職する道をだんだんと考えるようになりました。

——他の企業は比較しなかったのでしょうか。

人生で一度しかない“新卒入社”の選択についてはものすごく考えましたね。

このままスタートアップを選んでいいのか最終的な判断はできずにいたので、今の自分が大企業を選択するとしたらどこに行くだろう?と考え、ベンチャースピリットが強いことでも有名な大手企業の新規事業開発のインターンに参加することにしました。

そこで、仕事の雰囲気や社員の様子を見る機会があったのですが、“企業規模が大きいと、やっぱりいろいろ時間もかかるし、自ら意思決定できる機会もなかなか得られないものなんだ”と感じてしまった。決裁者が捕まらずプロジェクトが数週間遅れるとか…そういう経験をして、自分の中で納得のいく判断ができたんです。規模感は小さいかもしれないけれど、スタートアップで裁量権を持ちながら、トライ&エラーを繰り返し、失敗しながらいろいろな経験を積んでいくほうが面白いと思いました。

——当時は大学4年生でしたが、中退して正社員になった理由は?

そこまで考え抜いたら、もはや「大学卒業」に対する価値が感じられなくなってしまったんです(笑)。

——すごい思い切りです(笑)。

もちろんあともう少しだし…と思う気持ちもありましたし、教授に交渉もしましたが、当時はリモートでの受講は難しかったので、東京で働きながら、筑波の大学に通うのは現実的ではなかったんですよね。

そこから8年間働いて、 セールス、カスタマーサクセス、マーケ、PM、資金調達、財務経理、採用、人事労務など、本当にさまざまな仕事に取り組みました。事業における業務全般を見る立場になって、入社時は4~5名だった社員は60名ほどになり、2018年からは取締役COOを担うことになりました。キャッシュフローや株主にも向き合いながら、会社をリアルに大きくしていく経験は本当に貴重でしたし、楽しかったですね。

大変革を起こす「ゲームチェンジャー」に

——シェルフィーを辞めた理由については?

根本的なゲームチェンジに挑戦したい。よりスピード感を持って、よりインパクトの大きい仕事に関わりたいという気持ちが強まったためです。

シェルフィーが向き合っていた領域は建設業界で、大手ゼネコンにも利用いただけるサービスを立ち上げ、売上も順調に拡大。ユーザーからも課題が解決したという声を多数もらっていました。ただ、あくまでもそれは業界の課題から見ると一部でしかなくて。業界構造を根本的に変えていくようなイノベーションを起こしていくには、途方もなく時間がかかると感じ始めていました。大きな産業を相手にしているからこそ、膨大なリソースが必要ですし、その中の複数のステークホルダーを動かす影響力が求められていたんです。

その一方で…本当に業界構造的難易度の話なのかという疑問も感じていましたね。

——どういうことでしょう?

業界構造的難易度の話なのか、それとも自分の実力不足の話なのか、迷いが生じてきてしまったんです。もし遥かに力のある方が同じ状況にいたら、もっと前進する話なのかもしれない。自分はそれなりの立場にいるけれど、本当にこれでいいのかという自信が持ちきれずにいたんだと思うんです。

業界の「ゲームチェンジ」に挑戦できるだけのアセットや実績を持つ企業に身をおいたとき、自分がやってきたことの答え合わせをしたい、どこまでできるのか試してみたいという気持ちがだんだんと沸き起こってきて、その中でGOを知りました。「交通」という複雑に絡み合った社会課題に向き合い、それを実現できるだけのアセットを活用し、実際に変化を起こしつつある企業だと思い興味を持ったんです。

——最終的な決め手はありましたか?

経営に関わる立場にいたのでかなり長い間悩みましたが、最終的な決め手になったのは、「移動で人を幸せに。」というGOのミッションですね。

この言葉がリアルに感じられたのは、祖父に会ったときです。コロナが落ち着いたタイミングで会いに行ったのですが、自分語りが大好きで人付き合いも達者なイメージが一変していたんですね。口数も少なくなって、すごく小さく見えた。いろいろ話を聞いてみると、そもそも外に出る機会が減って、人と会う時間がなくなって…圧倒的に刺激が少なくなっていたんですね。

そんな祖父を見た時、GOが掲げる「移動で人を幸せに。」という言葉がリンクしたんです。人が移動することは、幸せに生きること。ものすごく価値がある世界を目指しているんだと改めて感じました。

——入社して得られた手応えはありますか?

2つあると思っていて、1つは「自信」です。
これまでやってきたことに不安があった中で、間違っていなかったんだと自信を持つことができた。もちろんまだまだ足りないと感じる部分もありますが、COOとして奔走してきた8年間を自分で認められたというのは大きかったと思いますね。

もう1つは「優秀な仲間からの影響」ですね。
GX事業本部で活躍されているのは、本当に優秀な方ばかりなんです。社会全体のカーボンニュートラルへの意識向上を促進するという、非常に難易度の高いゴール実現に向け、全力で向き合っている。社長の中島さんや執行役員の佐々木さんをはじめ、この課題に対してこういう考え方をしているのか、こういう解決策を打ち出すのか、これだけ徹底するのか…と一緒に取り組むことは大きな学びになる。他の仲間からも仕事のあらゆる場面で刺激をもらっていて、自分の中で新しい引き出しが増えていく。そんな感覚を持っていますね。

——いま就活中の学生にアドバイスをするとしたら、どのような声をかけますか?

僕自身が就活、転職…と人生の大きな選択をする際に大事にしていたのは、「選んだこと自体を後悔しないように」ということです。

就活となると、おそらくいろいろな方に話を聞く場面が出てくると思うのですが、それを正しいと思わなくて良いと思っています。その話は、その方のその時代におけるベストであって、今の自分や時代にはフィットしていない可能性もある。見方を変えれば、正解が不正解にだってなると思うんですよね。

だからこそ、「自分が納得して選ぶこと、選んだ選択を正解にすること」を大切にしたほうが良いと思うんです。それだけは、時代や環境が変化しても変わりません。

僕自身、今でも迷いながらいろいろなことを選択しているなと思います。でも、どの選択においても正解はないし、間違いはない。そんなふうに考えていますね。

※掲載内容は2023年11月時点の情報です。

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