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技術イベント『Online Tech Talk』が新たにスタート!その内容は?

MoTでは、新たな取り組みとして、YouTube Liveでの技術イベントを開始しました。その名も、『Online Tech Talk』。2021年1月より開始し、現在3回目を迎えたところです。

もっと多くの方に知っていただきたい!ということで、今回は『Online Tech Talk』のいろいろをご紹介していきます。具体的に何をしているの?なぜ始めたの?良かったことは?について、ライブ配信の運営を手がけるエンジニアの三輪と日浅、リクルーターの松延が答えます。

YouTube Liveで、MoTで働くエンジニアの“リアル”を届ける

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▲iOSエンジニアの日浅

——最初に、『Online Tech Talk』について教えてください。

三輪:MoTの会社のことやプロダクトのこと、働いているエンジニアの様子をリアルに伝えていくことを目的に、 YouTube Liveにて動画配信を行なっています。頻度としては月1回程度で、毎回、社内のさまざまなプロダクトに携わるエンジニアをゲストに迎えて、開発の裏側をお聞きしています。

日浅:たとえば、過去に配信したものでいうと、「No.1タクシーアプリ(※)を支えるバックエンド」という企画がありました。これは、2020年9月にリリースしたタクシーアプリ『GO』のバックエンドについてとことん語る内容。『GO』の技術責任者とバックエンジニアを招いて、技術の工夫や苦労した点について話してもらいました。

(※)App Annie調べ|タクシー配車関連アプリにおける日本国内ダウンロード数(iOS/Google Play合算値) 調査期間:2020年10月1日〜2020年12月31日

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▲第1回目のライブ配信の様子

松延:当日は、ライブ配信になるのでご覧いただいている方から、質問やコメントをもらいリアルタイムで回答していきます。配信終了後はアーカイブを公開し、当日参加できなかった方にもチェックいただけるような仕組みを取っています。

——ライブ配信だと“イベント感”が強くなりますね。

松延:そうなんです。もちろん事前に打ち合わせはしていますが、当日はエンジニア同士が自由に話をしながら、楽しんでいるのも魅力の一つかな、と。パーカーやトレーナーでラフに登場して、お互いに突っ込みをいれたり、笑ったり…普段の自然な様子が見えることで、「あ、MoTってこんな会社なんだ」と思っていただけたらいいなと思いますね。

——なるほど。ライブ配信の際に気を付けていることはありますか?

三輪:専門用語を使いすぎていないか、内輪ネタになりすぎていないかという点は気を付けています。リハーサル時でも、お互い注意して確認しているところではありますね。エンジニアのリアルな会話を伝えたいと思う一方で、仲間内だけで盛り上がってしまっては見ている側はつまらないと思いますから。そのバランスは大事にしています。

日浅:そういう意味で言うと、エンジニアではない松延さんの存在は大きいです。一人のユーザーとしての視点で、意見をいったり質問をしてくれるので、とてもありがたい。運用チーム構成として、エンジニアだけにしなかったというのは、とても良かったことだと思います。

松延:そんな風に言っていただけてとても嬉しいです!私としても、登壇しているエンジニアと視聴者の間をつなぐ役割を担っていけたらいいなと思って、参加させてもらっています。

会社の認知度を高め、エンジニアの採用強化につなげたい

松延さん

▲リクルーターの松延

——「MoTってこんな会社なんだ」と思っていただけたら、というお話もありましたが、これは『Online Tech Talk』を立ち上げた背景でもあるんでしょうか?

松延:おっしゃる通りです。もともと考え始めたきっかけは、エンジニアの採用を促進していきたかったからです。MoTが今後、大きく事業を拡大していく上で、優秀なエンジニアを仲間に迎えていくことは非常に重要になってきますから。

三輪:そもそもの話にはなるのですが、2020年4月にJapanTaxi株式会社と株式会社DeNAのタクシー配車アプリ「MOV」などが事業統合し、新たに株式会社Mobility Technologiesがスタートしたこともあって、社名も事業内容も広く認知されていないのが現状で。話していくと、あの会社ね!となるのですが、社名だけだと想起していただけず。ですから、今回のような社内からの発信を通じて、会社の認知度を高め、採用につなげていけたらと、運営メンバーで話をしていました。

——認知度を高めていく方法として、YouTube Liveを選択された理由はありますか?

三輪:新型コロナウイルスが流行する前は、有志のエンジニアが開催する勉強会やイベントで自社の取り組みや技術を発表していて、間接的に会社のことを伝える機会がありました。ですが、コロナ禍においては、イベントと呼ばれるようなものはことごとく中止になっていき…じゃあ、どんな手段がいいのか?と考えていく中で、PodcastやYouTube Liveといった候補があがってきました。
最終的には、運用負荷の軽減というところで、YouTube Liveを選択しました。動画編集はやり始めてしまうと、本当に時間がかかりますから。『Online Tech Talk』の運営メンバーは5名でしたから、運用に大きな負荷がかかるのは厳しいと思っていたんですよね。
だったら、編集作業もないし、アーカイブ動画も残るし、リアルな社内の様子を伝えるという意味でもこれがいいんじゃない?となったんです。

——確かに、動画の編集作業がないというのは大きいですね。実際に運用してみていかがでしたか?

日浅:良かったことでいえば、やはり、MoTの求人に応募してくださったエンジニアの方から、『Online Tech Talk』見ました、という言葉をいただいたことですね。

松延:あれは嬉しかったですね!スタートして数か月ですが、採用現場においても、複数の声が寄せられています。目的としていたことが少しずつ成果になって現れてきている感覚を持っていますね。

三輪:私は、会社の仲間とオンライン飲み会をしながら、『Online Tech Talk』の配信を見るのがけっこう楽しみです(笑)。先月の回は、私は登壇しなかったのでエンジニア10人ぐらい集まって、オンラインでつながりながら、ライブを見ていました。

日浅:そうだったんですね(笑)

社員が会社のことを深く知り、キャリアを広げるきっかけに

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▲Androidエンジニアの三輪

——他にも良かったことはありますか?

日浅:他でいうと、もともとの背景は会社の認知度向上、採用の強化というところでしたが、運用している中で、私たちも含めて社員自身が会社のことを良く知るきっかけになればな、と感じるようになりましたね。

——どういうことでしょう?

日浅:事業統合もありましたし、大所帯になったこともあり同じ会社であっても、隣の部署の仕事や魅力が見えづらくなっていたところがあったんですよね。良くも悪くも、各エンジニアが目の前のプロダクトに情熱を注いで、周りが見えない状態というか。

三輪:それは確かにありますね。私自身も『Online Tech Talk』で、知らなかった開発秘話を聞いて、うわ~面白いってなりました。

日浅:他部署について知ることで、自分のスキルや経験が活かせる/活かせないも分かってくると思うんですよね。そうすれば、キャリアを考えるきっかけにもなると思っていて。それぞれが強みを活かして、可能性を広げていくチャンスにつながると感じています。

——最後に、今後の『Online Tech Talk』について教えてください!

三輪:MoTには、AI領域に特化したエンジニアや各業界で経験を積んできた専門性の高いメンバーが多くいます。そんな方々と一緒に仕事ができることも、MoTで働く魅力の一つだと思うんですよね。ですから、『Online Tech Talk』ではその魅力にフォーカスして、MoTで働く楽しさや面白さを伝えていけたらいいなと考えていますね。

日浅:しっかり続けていって、MoTだけでなく他社の採用活動において真似されるような存在になれたら嬉しいです。頻度も月1回といわず、もっと増やしていきたいですね。

三輪 智也
Androidエンジニア。『GO』の乗務員様向けアプリ開発しています。ステートマシンのDSLつくったり、multi module化のcodelab作ったり…BLEやシリアル通信など低レイヤーよりの実装に関わることも多いです。 愛車はRX-8とCX-8。最近、英語の勉強に本腰をいれました。

日浅 貴啓
iOSエンジニア。大手IT企業で複数の新規サービスの立ち上げを行なった後、2018年9月に前身となるJapanTaxiに入社。現在は、Mobility TechnologiesのiOSのグループリーダーとして日々タクシー配車アプリ「GO」のアプリ開発を行っています。

松延 萌菜
リクルーター。外資系コンサルから人材系ベンチャーを経て、2018年3月にDeNAに入社。現在は、Mobility Technologiesで主にエンジニアポジションの採用を担当。 工学部出身。

※掲載内容は2021年3月時点の情報です。

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