紹介したのは高校の友人。誠実で真面目な人柄を知っていたから【GO リファラルストーリー Vol.3】
GO株式会社(以下GO)の制度の一つに、“リファラル採用支援制度”があります。社員がGOにマッチしそうな友人・知人の紹介を支援する制度で、最近はこの制度でGOに入社した社員が増えてきています。今回紹介するのは、リファラル採用で入社したスマートドライビング事業本部 セールスの木下と、木下を紹介したGOアプリ事業本部 事業企画部の石山。もともと二人は高校の友人だったといいます。
なぜ友人にGOを紹介しようと思ったのか?実際に選考を受けて感じたことは?リファラル採用の良さとは?最初の「カジュアル面談」を担当した人事の川北も含めて、3人に話を聞いてみました。
友人を紹介することに不安はなかった。真面目な人柄を知っていたから
——石山さんと木下さんは、高校からのご友人とお聞きしました。どのような経緯でGOを紹介することになったのでしょうか?
石山:木下さんとは同じ高校に通っていて、クラスも3年間一緒。同じグループにいたんですが、その中の一人でずっと気の合う友人でした。卒業後は大学も就職先も違っていましたが、みんなで定期的に集まって、近況報告もかねて仕事の話をする場面は多かったように思います。
木下:社会人になってから私は製薬関連の企業で働いていて、そこでの話はよくしていましたね。石山さんが声をかけてくれた頃は、私がちょうど転職相談をしていて「ITとか異業界への転職も考えてはいるけれど、全く経験のない業界に行くのは難しいのかな…」と話していました。
選考を受けても書類選考で落とされてしまったり、エージェントの方から紹介されても経験のある製薬業界が中心だったりで、異業界に移るのは難易度の高い話なのだと思っていたんです。
石山:僕自身もリファラル採用を通じてGOに入社していたこともあり、異業界にチャレンジしてみたいけどそのチャンスが掴めずにいる…との話を聞いて、ここでの紹介がそのきっかけになるんじゃないか、と思って。それで声をかけたんです。
——なるほど。けれど、“友人”を紹介することに不安はありませんでしたか?
石山:そこはあまりなかったですね。本当に“きっかけ”ぐらいに思っていたところが強かったと思います。紹介はするけれど、選考を受けるかどうかは木下さんの判断ですし、最終的に内定となるかどうかは会社の判断だと思っていましたから。責任とかプレッシャーはなくて、“リファラル採用支援制度”というものがある、という情報を教えたぐらいの感覚でした。
あ、でも…「木下さんの人柄を知っていたから紹介できた」というのはあったと思います。
——どういうことでしょう?
石山:木下さんは仕事に対して誠実で真面目な人だと知っていたのは大きいかな、と思っていて。確かに一緒に働いたことはありませんが、これまでどういうキャリアを歩んできたのかとか、製薬に関する知識習得のための取り組みや努力の仕方は知っていました。お互いに全く違う業界にはいたけれど頑張っているのは感じていて、すごいなと思っていたところがあったんです。
木下:改めて言葉にされると照れます(笑)。
私も石山さんのことを信頼していて、普段から辛いことや嬉しいこと何でもありのままを話せると感じていた。そういう人からもらった紹介の話だったから、素直に良いものだと受け取れたんじゃないかな、と思っています。
川北(人事):人事の観点からも、これこそがリファラル採用の強みだと感じていますね。面接という限られた時間では、その人を全て理解するのには限界がある。だからこそ、一緒に働いていた情報や仲間として信頼できる話はとても貴重なんです。人間性や振る舞いなど、上司、先輩、友人といった第三者が担保してくれる話だと捉えています。
複数ポジションで選考を進め、自分に合う仕事を探ることができた
——具体的な選考はどのように進んでいったのでしょうか?
川北(人事):石山さんからお声がけいただいて、まずは転職に対する温度感を聞かせていただきました。木下さんは転職意向があって、すでに転職活動されているとの話だったので、その前提でまずは「カジュアル面談」を組ませてもらいました。
会社の説明をした後は、木下さんの経歴をお聞きした上でご活躍いただけそうなポジションについてお伝えしました。具体的にはGOアプリ事業本部か、スマートドライビング事業本部のどちらかで、セールスかカスタマーサクセスとしてご活躍いただけるのではないかと思っていました。
木下:事業部や職種について複数提案いただけたことにびっくりしましたね。しかも、一つに絞らず、気になる仕事がいくつかあれば併行して選考を受けて、話をする中で決めていっても大丈夫ですとお話いただいて、すごくありがたかったですね。
やっぱり経験のない業界だったので、自分に合う仕事は何なのかが見えずにいたところもあったんです。自分の希望が叶うのはどの事業部なのか、パフォーマンスが発揮できる仕事は何なのか…限定せずに、時間をかけて探りながら選考を進めていけたのは本当に良かったなと思います。
川北(人事):木下さんのコアスキルはセールスで、今後については企画にも携わっていきたいというお話をいただいていたので、組織がまだ小さく隣接業務の全体像が把握しやすい「スマートドライビング事業本部のセールス」が一番希望に叶っているのではないか、と思っていました。
木下:私も同じように感じていました。選考を進めていく中でスマートドライビング事業本部は組織として成長中であるというお話を聞いて、まだ完成しきっていないところが面白そうだなと思ったんです。
川北(人事):複数の事業部・職種で選考を進めていきながら、最終的には木下さんと事業部長と相談しながら決めていった流れでしたね。
——実際に「スマートドライビング事業本部のセールス」の仕事はいかがですか?
木下:規模の大きな法人に対してアプローチしていく場面も多いので、これまで経験してきた大きい病院への営業経験が活きているなと感じていますね。どういった提案がクライアントの価値になるのかを常に考え続ける点は、今も昔も共通していると感じています。
リファラル採用は入社前に会社のリアルが分かる。安心感が違う
——それぞれの立場から、リファラル採用の良さについて教えてください。
石山:紹介した側からいうと、今回のケースは高校時代からの本当に信頼できる友人と一緒に働けることかなと思います。事業部も違うので関わり合いが多いわけではないですが、会社として目指している方向は同じなので、一緒に会社の未来を作っていけたら良いなと思っていますね。
木下:紹介された側からは、入社前に会社のリアルがわかることです。実は過去にエージェントの紹介で転職した際に少しコミュニケーション不足があり、不安な思いをした事がありました。
今回は石山さんから、リモートワークやスーパーフレックスの制度が形だけの制度で終わらずにちゃんと使われて制度として浸透していることを聞いていたので、その点は安心感がありました。実際に入社後のギャップもありませんでしたね。
あとは、石山さんがGOに転職した後に電話をした時に、めちゃくちゃ声が明るかったのを覚えています。充実しているような、幸せそうな…そんな印象を受けましたね。働いている人の声を正確に知れるのは、リファラル採用だからこそなのだと思います。
川北(人事):人事の立場からいうと、社員からの紹介がこれまでにない出会いにつながっている点です。たとえば、GOの採用ターゲットでいうと、“製薬業界での営業経験がある方”は候補にしていなかったんです。
事業としてこういう力が必要だという話があって、じゃあ、そういう力を持っている人はこの業界にいる可能性が高いよね…と条件を設定していくわけですが、もしかすると違った業界の方のほうが良い可能性もある。つまり、良い人材との出会いを逃していることもゼロではないんです。だからこそ、今回のケースには大きな気づきがあった。“こういう業界の方にも活躍いただけるんだ”という発見がありましたね。
特にGOが展開するのはIT事業でもあるけど、タクシー事業者と関連した事業もあります。ITだけに留まらないところもあって、どういう経験や思考をお持ちの方がフィットするのか探りながら進めているケースも多いんです。業界や職種を絞らずに、いろいろなキャリアをお持ちの方にお会いできる機会になるのは、リファラル採用の良さだと感じていますね。
今回、石山さん、木下さんがお話してくれたようにリファラル採用は社員にとっても、企業にとってもメリットの大きい制度だと思っていますので、今後、もっと新しい出会いを増やしていけたら良いなと思っています。
※掲載内容は2023年5時点の情報です。
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