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大手銀行からGOへ。裁量権の大きさとスピード感は、まさに自分が求めていたもの【若手社員の素顔 vol.2】

GOでは組織強化を目指して、2022年より新卒採用をスタート。これまで中途採用が中心でしたが新たに新卒社員を迎え、これからのGOを担う仲間を育てていきたいと考えています。

今回は、現在GOで活躍する若手社員にインタビュー。2回目はプロジェクト推進グループの高木に話を聞きました。GOに入社を決めた理由、GOだから味わえる仕事のやりがい、仕事をする上で大事にしていることなど、ありのままの素直な想いを紹介していきます。ぜひ会社選びの参考にしてみてください。

高木 誠(たかき まこと)
GOアプリ事業本部 事業推進部 プロジェクト推進Gr.

滋賀県出身。京都大学 経済学部卒業後、大手銀行に新卒で入行。法人営業・個人営業として活躍した後、社内のデジタル人材育成プロジェクトに参画。約2年半、システム企画部・海外経営管理部・系列システム開発会社などさまざまな部署で幅広い経験を積む。2022年11月、GO株式会社(旧:株式会社Mobility Technologies)に入社。タクシーアプリ『GO』に関連する各種プロジェクト推進に従事。趣味はヨット。


「関われる範囲」に物足りなさを感じていた大手銀行時代

——新卒で銀行を選ばれた理由を教えてください。

大学は京都大学 経済学部に通っていました。ゼミでは年金問題や労働問題など公共政策に関するテーマを扱っていたこともあって、「社会インフラ」からエネルギーや金融への興味につながり、最終的な就職先には大手銀行を選びました。

ただリアルなところでいうと…大学では高校から続けていたヨット部に入り、そこにほとんどの時間を使うような学生生活でした。ですから就職活動の時点で、自分がやりたいことが明確になっていたわけではなかった。たくさんの企業でインターン経験を積んで「こういうキャリアを築いていきたい!」「数年後にはこういうスキルを手に入れる!」と考えているタイプではありませんでしたね。最終的に大手銀行を選んだのも、金融であれば潰しが効くと思った所が大きいです。

——銀行ではどのような業務を担当されていたのでしょうか?

最初は法人営業・個人営業を2年ほど経験して、その後は社内の人材戦略として動いていたIT人材を育成する「OJTプログラム」に参加しました。ここで2年半ほど銀行の各部署を回りながら、さまざまな経験を積ませてもらいました。

——このプログラムに参加された経緯は?

法人営業・個人営業として勤務しているときに、プロダクトの重要性を感じたことがきっかけです。営業として自社サービスを提案するけれど、顧客から「使いにくい」と言われてしまうと、営業の自分ではどうしようもないんですよ。部門ごとの役割が決まっていますから、実際に自分自身が使っていても分かりにくい…と感じる場面もあるけれど、何もできない。結果、オプションとか値引きとか、別の提案方法を考えるしかなくなっていたんです。

だったら自分がプロダクトの企画開発に携われたら良いのではないかと思うようになり、そんな話を上長との面談でしたところ、このプログラムを勧めてくださって応募することになりました。

——「OJTプログラム」に参加してみての感想は?

プロダクトの企画開発に携わる部門に携わってみて感じたのは、大手企業の場合、気軽にサービス変更したり、機能追加したりすることは難しいということです。前職の銀行では障害対策やレガシー化した既存システムが課題で、開発そのものが非常に遅くなっていました。新しいサービスをリリースするには長い期間が必要で、ユーザーに求められているタイミングで世の中に出ることはなかったんですね。

障害対策などが重要な観点であることはもちろん理解していましたが、目の前の課題に対してスピーディに対応できない状況をもどかしく感じていました。もっとやれることがあるのに思うような仕事ができない…という気持ちがだんだんと強くなり、自分自身の成長が止まっているような感覚にもなってきて、転職を考えるきっかけにもなりました。

GOなら、“確実な課題解決”が実現できると思った

——転職を考える中で、GOを選んだ理由は何ですか?

「事業の成長スピード」「社会課題に向き合う事業」などいくつか理由はありますが、一番は「プロダクトの質と関わり方」です。

質については、入社する以前に一人のユーザーとしてタクシーアプリ『GO』を使う中で、“とても使いやすい”と感じていたんです。ストレスなく使えることがどれだけ難しくて、すごいことなのか…前職の経験を通じて感じていたことでもありました。確かな技術を持ったエンジニアや企画のプロフェッショナルがいなければ実現できないと分かっていましたから。GOに入社すれば、自分自身もこういったプロダクトに直接関われる。社会課題を確実に解決していけるのだと魅力に感じていましたね。

——関わり方についてはどうでしょうか?

大手企業の場合、どうしても企画・開発・運用…と各部門の垣根があり、プロダクト全体を見ていくことは難しい環境にあります。また、転職先としてコンサルも検討したのですが、銀行時代に常駐され一緒に働いていたコンサルの方を見ても、結局資料作りや社内調整のサポートが業務の中心となり、主導権を持って案件を進めることは難しそうでした。

けれど、成長フェーズにあるGOであれば、リリース後のグロース含めた幅広い領域に主体的に関わっていける。ここまでの事業の成長スピードを見ても、さまざまな施策に対して積極的にチャレンジしていけるのではないかと思えたことが大きかったです。

企画からリリースまでのスピード感に驚いた

——現在、GOではどのような仕事を担当されているのでしょうか?

GOアプリ事業本部で、プロジェクト推進を担当しています。具体的には、タクシーアプリ『GO』をもっと便利にするためのあらゆるプロジェクトがスムーズに進むよう、企画やエンジニア、デザイナーなどの間に立って調整したり必要なアクションを起こすことが中心です。プロジェクトの全体を任せてもらい、中心メンバーとして目標設定やそれに向けた施策検討・実施に携わっていますね。

——入社して半年になりますが、ギャップはありましたか?

想像以上にスピーディーかつ裁量を持って仕事ができることに、良い意味で驚いています(笑)。特に印象に残っているのは、入社してすぐに任されて今も担当しているタクシーアプリ『GO』の依頼後乗車率向上のための仕組みや乗務員向けプログラムの導入についてですね。

GOで重視している指標の一つに、ユーザーの“乗りたい”という希望に対して、どれだけ早く確実に応えられるかがあって「依頼後乗車率」と呼んでいるのですが、依頼後乗車率向上のための仕組みの導入を担当させてもらいました。中心となって入社1~2ヶ月ほどでリリースまで携わり、結果「依頼後乗車率」を改善することができました。ここまで裁量を持って仕事ができるのか、こんなにスピーディーに動かしていけるのかと、とても記憶に残っている案件ですね。

——1~2ヶ月でリリースまでとは早いですね。

そうなんです。このスピード感はこれまでにないもので、これこそが自分が求めていた環境だと感じました。しっかりと計画を立てることはとても大事ですが、そこに時間をかけすぎるのではなく、実際にユーザーに使ってもらって、そこから一緒に考えていく。スピード感があるがゆえに想定外のことが起こったりもしますが、そんなカルチャーに感動しましたし、やりがいを感じられる環境だとも思いました。

GOで成果を出すことが、社会課題の解決につながる

——高木さんが「仕事をする上で大切にしていること」について教えてください。

2つの会社を経験してみて大事にしたいと感じるのは「課題を解決している実感」です。

GOに入社を決めた際、私は、複雑に絡み合った交通課題の解決に向けて真正面から取り組んでいる真摯な姿勢に魅力を感じました。GOなら夢物語ではなくて、本当に「社会課題を解決できる環境がある」と思えたんです。そして今、様々なプロジェクトに深く関わり、社会課題を解決していける役割にやりがいを感じています。この先、GOがさらに成長していくことが、そのまま社会課題の解決につながっていくのだと考えていますね。

とはいっても入社してまだ半年です。まだまだやれていないことは多くありますから、早く一人前になれるよう努力していきたいと思います。上司や同僚も優秀な方々ばかりで、悩んだときはいつも的確なアドバイスをくださるので、多くのことを学びながらたくさんの経験を積んでいけたらと思っています。

※掲載内容は2023年6月時点の情報です。

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