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エンジニアに関する記事をまとめたマガジンです
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#モビリティー

タクシーアプリ『GO』の配車機能を支える「配車ロジック」リニューアルの裏側

タクシーアプリ『GO』配車機能の根幹ともいえる配車ロジック。 タクシーに乗りたいユーザーとユーザーを乗せたいタクシーをマッチングさせるアルゴリズムだ。Mobility Technologies(以下、MoT)では2022年10月に新たな配車ロジック、プロジェクトネームnarutoの試験運用を開始。そして、2023年2月より本格運用がスタートした。 このリニューアルにはどのような意味があったのだろうか。 リニューアルプロジェクトを手がけたAI技術開発部・アルゴリズムグルー

「決して裏方ではない」タクシーアプリ『GO』を“攻め”の視点で支えていくエンジニアたち

「タクシーアプリ『GO』を支える“攻め”のチームです」 Mobility Technologies(以下、MoT)のバックオフィス基盤グループの役割について聞いたところ、返ってきたのはこの答えでした。 一般的に“バックオフィス”という言葉が指すのは「後方支援」。“守り”の印象こそあれども“攻め”の印象は強くありません。一体どういうことなのでしょうか。 MoTにおけるバックオフィス基盤グループの存在意義を、バックオフィス基盤グループ全体に関わっている開発本部 ソフトウェア

「社会実装を見据えて先端技術と向き合いたい」 MoTのインターンに参加して得られたこと

Mobility Technologies(以下、MoT)では、ドライブレコーダーから取得できる情報を元に道路上の物体を検出して地図と比較することで、現地と地図の差分(地図が古くなっている箇所)を見つけて地図を更新する「道路情報の自動差分抽出プロジェクト」が進行中です。 今回、本プロジェクトにおけるコアとなるコンピュータビジョン技術の研究開発を行うAI技術開発部 AI研究開発第二グループにインターン生の江藤謙さんが参加。2022年10月〜11月の2ヶ月間にわたって、チームの

「iOSDC Japan 2022」 MoTスポンサー内容まとめ & チャレンジトークン

いよいよ今週末から開催される「iOSDC Japan 2022」に、Mobility Technologies(以下MoT)はゴールドスポンサーとして協賛します。 (登壇情報などはこちらをご覧ください。) 本記事では、今回スポンサーとして提供するパンフレットやノベルティ、当日のブースの告知、そして最後にチャレンジトークンについてご紹介します! ※本記事は「iOSDCチャレンジ」も兼ねています。(iOSDCトークンは、#からはじまるスペースを含まない文字列です) パンフレッ

“AI技術の社会実装”ができる環境はそう多くない。チャレンジングなプロジェクトだから味わえる面白さ。

各プロダクトから得られたデータを活用し、自動運転やスマートシティ向けの“次世代のデータ活用基盤”の開発を行なっている「KUUグループ」。これまでにも、事業部で取り組んでいる数々のプロジェクトについて話を聞いてきました。 ▼過去の記事 今回は、開発の最前線で活躍するエンジニアに具体的な仕事内容や面白さについて聞いてみます。GISエンジニアの松浦(左)、プロダクトマネージャ兼データエンジニアの渡部(中央)、AI研究開発グループをとりまとめる宮澤(右)が答えてくれました。 誰

99.9%の配車率を誇る「希望日時配車」。“AIによるリアルタイム需給予測”で、タクシー業界の課題を解決!

2020年9月、タクシーを起点にモビリティの未来を創造する新たなタクシーアプリ「GO」をリリース。これまで以上に「乗りたいときに乗れる」「早く乗れる」体験を提供するべく、2020年11月には新たに「希望日時配車」機能を開発しました。このサービスは、その名の通り、お客様の希望した日時に合わせてタクシーの事前手配ができるというもの。開始から2週間あまりで10,000件以上の利用、お客様からの注文に対して99.9%以上の配車率*など、順調なスタートを切っています。 今回は、「希望

自動運転・スマートシティの実現に向けた“次世代のデータ活用基盤”を開発--MoTのデータから新たな価値を生み出す「KUUグループ」

自動運転車が安全に走行するための「ダイナミックマップ」や、現実世界をコンピュータ上でリアルにシミュレーションするための「デジタルツイン」。こうした“モビリティや都市の未来”を切り拓く最新テクノロジーには、走行車両から収集するデータを活用した、鮮度の良い道路情報が必要です。 Mobility Technologies(MoT)において、この最先端のデータ開発・活用領域を一手に担うのが次世代事業部 KUU(クー)グループです。「GO」や「DRIVE CHART」など、MoTの各

事業力&技術力の両輪で生み出す、“移動の未来”へつなげる「モビリティ×CV」テクノロジー

交通事故削減支援を行う次世代AIドラレコサービス「DRIVE CHART」を支える、コンピュータビジョン(CV)技術。 専用車載器から得られる車内外の映像を解析し、交通事故に繋がる可能性の高い危険シーンを自動検知しています。 これらの危険シーンを高精度に検出するためには高度な画像認識・解析技術が不可欠です。Mobility Technologies(MoT)におけるCV技術開発について、「DRIVE CHART」のAI技術部分のマネジメントを担う、AI技術開発部 副部長の

クルマ好きの理想郷? モビリティの未来を切り拓く、タクシーハードウェア開発最前線

Mobility Technologies(MoT)の強みの一つが、ソフトからハードまでを一気通貫で開発できること。そのハード面を一手に担うのがハードウェア開発部です。 ドライブレコーダーや後部座席サイネージ、配車端末、決済端末などの車載機器を次々と手掛けてきた彼らには、ものづくりに対する真摯な姿勢と、経験に裏打ちされた確かな技術力があります。 部署全体のマネジメントと、企画から新規開発、導入・保守までを幅広く手掛ける、ハードウェア開発部 部長の青木亮祐に聞きました。

タクシーアプリ「JapanTaxi」と「MOV」をわずか5ヶ月で統合―― 開発責任者が語る、新タクシーアプリ「GO」誕生秘話

Mobility Technologies(MoT)として初のリリースとなったタクシーアプリ「GO」。合併前は競合であった「JapanTaxi」アプリと「MOV」のそれぞれの強みを活かし統合を行うことで、新たなタクシーアプリが誕生しました。 タクシー車両のリアルタイムな位置情報連携と高度な配車ロジックによって、アプリユーザーと近くのタクシー車両とのマッチング精度を大幅に向上させ、「より早く乗れる」体験を追求しています。 両社の合併前から構想され、コロナ禍において開発が始ま

エンジニアにとって魅力しかない、移動の未来へ繋がるアプリ開発の現在地

Mobility Technologies(MoT)が提供する「GO」は、タクシーを起点としてモビリティの未来を創造する新たなタクシーアプリです。 エンジニア一人ひとりがタクシー・モビリティの未来に様々な可能性を見出して、日々プロダクトと向き合いながら開発にあたっています。 今回は、「GO」の開発メンバーである、ユーザーシステム第一グループリーダーの日浅貴啓、主に運用保守を担当する今入庸介、機能開発を担当する古屋広二、米山隆貴の4人に、現在の仕事、未来に向けた取り組み、そ

洗練したAI技術で交通事故を防止、さらにその先へ―― 「DRIVE CHART」は自動運転、そして街づくりの礎となる

Mobility Technologies(MoT)が事業者向けに提供する「DRIVE CHART」は、“交通事故削減”を支援するサービスです。 車両に設置したカメラの映像やセンサーをもとに、AIを用いてドライバーの運転を分析。タクシーやトラック、商用車などにおける危険な運転を可視化し、安全運転指導に活用できます。 このサービスで磨いた技術、そして蓄積したデータは、来る自動運転時代に何をどう担っていくのでしょうか。MoTのスマートドライビング事業部 部長である川上裕幸に聞

究極的に「汎用性」が高いプロダクト共通基盤が、日本のモビリティの未来を最速でつくる――SREチームが担う、MoTのものづくりポリシー

「止まらないサービスを最速で作る仕組みづくり」をミッションとする、SREチーム。 インフラからサーバサイドアプリケーションの開発までを手掛け、Mobility Technologies(MoT)の各種プロダクトの安定化と品質改善に取り組んでいます。 目下の課題は、旧JapanTaxiと旧DeNAオートモーティブの事業統合により増した「複雑性」をいかにシンプルにしていくか? SREチームのリーダーである水戸祐介、エンジニアのプレシ カンタンに日々の取り組みを聞きました。